生活に彩りを、趣味を作ろう。

やってみると魅力がいっぱいのボタニカルアート

ボタニカルアートとは、植物画のことで、身近にある野菜や花、果ては雑草などを水彩画の技法で描くことです。
毎日見ているような植物をよく観察して絵に描くと、今までしっかりと見ていなかった詳細が分かってきたり、意外な自然の美しさが分かったりして、実に楽しいものです。
また、始めたばかりの時は当然それほど上手に絵を描けませんが、徐々に植物のイメージを捉えるのが上手になってきたり、色合いをきれいに描けるようになってきたりすると、より楽しさが増してきます。

描いたボタニカルアートは、自分の家などに飾っておくこともできますが、ちょっとしたポスターカードにしてメッセージを送ったり、時候のあいさつの手紙に絵を添えたりすると喜ばれるものです。
自分だけでなく周りの人に喜んでもらえるものですので、覚える楽しみも増すというものです。
プロのように本格的に道具を揃えて楽しむこともできますが、お手軽な価格で買えるキットを使っても十分楽しめますので、気軽に始められるというのもボタニカルアートのよいところです。

ボタニカルアートに必要な道具はそれほど多くない

ボタニカルアートに必要な道具はそれほど多くありませんので、すぐにでも始められます。
筆や水彩絵の具、パレット、画用紙、鉛筆などがあれば十分です。
本格的な画材店では、質が高くプロが使うような高級なものが手に入りますので、まずは道具からしっかりと揃えてモチベーションを高めたいという人は、良い道具を揃えてみるのも良いでしょう。

また、もっと気軽にボタニカルアートを始めたいという人は、手軽に手に入る道具で十分です。
100均一のショップでもボタニカルアートに必要な道具が購入できますので、趣味のコーナーなどを見て回ってみることができます。

さらに、趣味のアイテムを扱っているお店などでは、ボタニカルアート用の一揃いのセットが販売されていますので便利です。
いろいろなものがありますが、10,000円程度のものが質と価格のバランスが取れていて、ボタニカルアートを始めるのにはもってこいです。

じっくり観察して技術を伸ばす

ボタニカルアートは、個人教室や通信講座などで学ぶことができます。
また、書店でもいろいろなテキストが売っていますので、それを参考にしながら独学で始めるのも良いでしょう。
大事なのは、身近にある植物をじっくりと眺めてその特徴を捉えることです。

そのために、虫眼鏡やルーペなどを使って細かい部分を観察する人もいます。
身近な植物の魅力をより知る機会にもなりますので、絵を描くという楽しみ以上の魅力を味わえるのがうれしいところです。
色々なものを題にして、たくさんの絵を描いてみましょう。

こんな記事も読まれています