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車高が高く乗り降りがしやすい軽自動車の「ハイト・ワゴン」が近年売り上げを大きく伸ばしています。
その中でも際立った人気を誇っているのがホンダの「N-BOX」です。

では、数あるハイト・ワゴンモデルの中で、N-BOXが幅広い支持を獲得している理由は一体どこにあるのでしょうか。

N-BOXは車内空間の使い方が巧み

N-BOXの持つ際立った特徴は「広々とした車内空間」です。
室内長は2,180mmあるため、大人4人が座っても狭いと感じることはまずありません。
シートをスライドさせることができるので、後ろの座席を収納してフルフラットの状態にする事により、大人2人の車中泊も可能なほどのスペースを確保できます。

フロアシフトではなくインパネシフトを採用することにより、前・後列どちらもベンチシートタイプになっています。
これにより、運転席と助手席の間を広く使うことができるようになりました。

加えて、車内高は1,400mm以上あるので、子どもたちなら屈まなくても乗り降りをすることが可能で、大きな荷物の出し入れも容易です。
燃料タンクの位置を後部座席ではなく前の座席下に配置する事により、後部座席と荷室スペースを大きく確保できています。

後ろの座席を前側に倒すことで、27インチタイプの大きな自転車も積み込むことができます。
このように、広々とした車内空間を用途や目的に合わせてさまざまな仕方でアレンジできる、というのがN-BOXの大きな魅力です。

パワーがありつつも燃費が良いという点が評価されている

N-BOXの持つ別の魅力は「パワーと燃費を両立している」という点です。
ハイト・ワゴンの中には広々とした車内スペースを確保したために重量が大きくなってしまい、燃費が悪いというケースが見受けられます。
その点で、N-BOXは平均燃費25km/Lを達成しており、街乗りで使う人からも「燃費が良い」という評判を獲得しています。

最大出力は通常モデルで58馬力、ターボ使用車は64馬力です。
これは数ある軽ハイト・ワゴン車の中でもトップクラスとなります。
そのため、毎日長距離を運転するという人でもパワー不足を感じることはないでしょう。
トルクもかなり大きいので、低速走行からスムーズに加速することができます。

そういった理由で人気の高い車種のため、当然買い取りの相場価格も高くなっています。
例えば、2013年に発売されたカスタムGターボの4WDですと、ネットオークションで140~160万円程度、業者間のネットオークションでも130万円台後半~150万円程度の値が付けられています。
(参考:軽自動車・高級車の買取の相場価格

N-BOXには、通常モデルの他にN-BOXカスタムやN-BOX+など、個性豊かな派生モデルが数多くあります。
そのため「内外装を個性的にしたい」「介護に使える車を探している」といった、ユーザーからの多様な要望に応えることも可能です。
こうした応用力の高さもN-BOXが人気を維持している理由と言えるでしょう。

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