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東京では一年中開催されている演芸場があり、定席寄席と呼ばれ、昼の部と夜の部にわかれて落語家が出演します。
今回は東京にある演芸場について紹介します。

新宿末廣亭

新宿三丁目にある寄席。
昭和21年に新宿の大旦那と呼ばれた北村銀太郎が設立した都内唯一の木造寄席です。
館内は中央に117席、左右に38ずつの桟敷席があり、1階が満席になると2階席が解放されます。
昼・夜各席十数組のうち、2/3が落語、あとは漫才、曲芸など楽しめますよ。

住所:東京都新宿区新宿3-6-12
アクセス:都営新宿線・東京メトロ丸の内線・副都心線『新宿三丁目』駅 徒歩2分/『新宿』駅 徒歩8分
営業時間:12:00~16:15、16:45~20:30
料金:一般3,000円

鈴木演芸場

現存する寄席で最古の老舗である1857年にできた鈴木演芸場。
現在の建物は1971年に建て直され、圧迫感を感じることなく演芸に集中できる会場です。
落語の間に漫才や漫談、マジックなどを挟んだプログラムとなっています。
座席数は285ですべて椅子席。ほとんどの席で飲食用テーブルを使うことが可能です。

住所:東京都台東区上野2-7-12
アクセス:上野駅から徒歩5分
営業:12:30~17:30
料金:一般3,000円

草演芸ホール

昭和39年に浅草フランス座を増築して作られた4階、5階に誕生したのが浅草演芸ホールです。
その後、昭和46年に場所を1階に移し、いまでは国内外の観光客が訪れる寄席となりました。
10日替わりで落語協会と落語芸術協会が交互に公演が行われ落語のほか、漫才、漫談、コント、マジックなどバラエティーにとんだ番組が用意されています。

住所:東京都台東区浅草4-43-12
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩10分
営業:11:40~16:30/16:40~21:00
料金:一般3,000円

池袋演芸場

昭和29年創業で当時は畳席で桟敷がありましたが、平成2年から改築され92席の椅子席になっています。
特徴は木戸銭の安さです。毎月21日から30日のあいだは昼の部のみですが2,500円均一で楽しめます。
また、中高生対象の学生服割引や浴衣&着物割引など各種割引があり、利用しやすくなっています。
そして、演者一人ひとりの持ち時間が長いことも特徴です。ひいきの落語家さんがいればより堪能できるでしょう。

住所:東京都豊島区西池袋1-23-1
アクセス:池袋駅から徒歩で3分
営業:12:00~21:00
料金:(1日~20日)一般2,500円/(21日~30日:昼の部のみ)一般2,000円

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