生活に彩りを、趣味を作ろう。

歴史の古いとんぼ玉の魅力は奥が深い

様々な用途で用いられるガラスは、建築材料だけでなくアクセサリーや雑貨にもよく用いられます。
その一つの例としてはとんぼ玉が挙げられます。
とんぼ玉は、指先大程度の丸いガラス玉で、真ん中にひもを通したりするための穴が開いているものです。

このとんぼ玉は、実は大変歴史が古く、日本では江戸時代に外国からそのアイディアが伝わってきたとされ、その後様々な形でとんぼ玉が作られてきました。
世界を見渡すと、エジプトなどでは宗教的に意味のあるアクセサリーとしても用いられてきて、かなり精巧で緻密なデザインが施されているものも見つかっています。
単なる雑貨というよりは、芸術に近いような素晴らしい美しさを持つものもあって、コレクターも世界中に存在しているのです。

集めるだけで楽しいとんぼ玉

とんぼ玉は、実にたくさんの模様があります。
透明感のあるものや乳白色のもの、中に動物や花などのガラスで出来た柄を入れ込んだものなど様々です。
また、緻密に表面に幾何学模様を入れてあるものや、かわいらしい花柄を入れてあるものなどがあって、かなりバリエーション豊かとなっています。

そのため、自分の好みのとんぼ玉を集めてコレクションとするだけでも、かなり楽しい趣味となるでしょう。
実際、とんぼ玉のコレクターは、アンティークショップなどを回ってデザインが良く価値の高いとんぼ玉を探しています。
ここまで行かなくても雑貨屋などでとんぼ玉を見つけることができますし、ガラス工芸ショップなどではたくさんの種類がありますので、自分好みのものを探しに立ち寄ってみるのも良いでしょう。

自分でも作れるとんぼ玉

とんぼ玉は、凝ったデザインのものを作ろうとしたらかなり高度な技術と経験が必要となりますが、そこまで高いレベルのものを求めないのであれば、自分でも作れます。
とんぼ玉作りに必要は、ガラスを巻くための専用の棒とガラス原料、バーナー、コテといったところです。
趣味のものを扱っているショップなどでセット販売されていますので、とんぼ玉作りを簡単に始められます。

とんぼ玉の基本的な作り方としては、専用の棒にバーナーを使って溶かしたガラスを巻き付けていきます。
さらに、バーナーで熱を加えていきながらコテで球状にしていくとともに、他の色のガラスを付けたり、模様を描いていったりします。
いろいろな色のガラスを使うことで、表現力豊かなとんぼ玉ができますので、とても楽しい作業です。

体験教室などもありますし、とんぼ玉作り用の道具を販売しながら、プロの手によるレッスンを受けられるところもあります。
趣味の一つのとして始めてみるのはいかがでしょうか。

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