舞台演劇というのは小劇場と呼ばれる小さい劇場から、何百人もの会場でやる長期公演の商業舞台など幅広く行われています。
しかし、どの舞台公演でも演劇の楽しみ方は同じです。
テレビドラマや映画と同じように、自分の思った気持ちを楽しめばOKです。
でも、見方がわからないと楽しめないですよね。今回は舞台演劇の楽しみ方について紹介します。
舞台演劇を楽しむための注目ポイント
感じたままに見ることも大切ですが、細かい部分やセリフを喋る役者さん以外の動きに注目してみるのも面白かったりします。
喜怒哀楽の表情
テレビドラマや映画と違い、舞台では役者さんの表情をアップで見ることができません。そこで前列に座る機会があれば、役者さんの表情に注目してみましょう。
上手な役者さんは演技と表情があっていますし、バリエーションも豊富です。その逆もしかりで顔が引きつっていたリ、感情が入っていなかったりします。
この部分に注目すると面白いですよ。
セリフを喋っていない役者さんの表情
テレビドラマや映像だと、基本的にセリフを喋っている役者さんにカメラが向けられるため、周りの役者さんがどう動いているのかわかりません。
一方、舞台演劇ならステージに立っている役者さんの動きがすべて客席から見られます。
ステージの美術セットや小道具
舞台は役者さんの芝居だけではなく、照明や音響、美術セットも合わさって作品が出来上がります。
美術セットや小道具は手作りがほとんどで、一体どうやって作られているのか、どのように作られているのか、こういったところもお芝居を楽しむための注目ポイントです。
舞台演劇を楽しむためのマナー
舞台演劇は映画館のように周りにお客さんがいます。そのため、静かに、騒がないは最低限のマナーです。
スマートフォンはマナーモードにして音が鳴らないようにしましょう。
その他にも以下のような注意点があります。
開演時間は厳守
映画と違い時間になったら開演というものではなく、予約されているお客さんが入ったことを確認してスタートというパターンもあります。
遅れそうであればすぐに連絡しましょう。途中入場も芝居を遮ってしまうので避けたいところです。
体温調整できる格好
劇場は機材の関係で冷房が効きすぎていることが多くあります。長時間座っていると体が冷えてしまうので、羽織るものが1枚あると便利です。
過去公演をネットで配信している劇団もあります。まずは、ネットで見て興味が持てれば、生の舞台公演を見てはどうでしょうか。