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日本の夏は、人だけではなく車にとっても過酷な季節です。
そんな季節は車への負担も増えるので、トラブルが発生する可能性も高くなります。
その中でまず考えられるのがカーエアコンに関するトラブルです。

カーエアコン故障のサイン

カーエアコンで以下の症状が出ている場合は故障の可能性があります。

冷房が効かない

冷房が効かなくなる原因はコンプレッサーの故障、エアコンガスが漏れて不足しているなどが考えられます。
エアコンはONにするとコンプレッサーが作動し、冷媒ガスを圧縮するのですが、コンプレッサーが故障すると冷媒ガスが送られないため、冷房が効かなくなるのです。
コンプレッサーが故障すると交換になるため、修理費用も高額になってしまいます。
エアコンガスは、カーエアコンを冷やすための媒体です。エアコンガスは通常減ることないため、不足することはありません。
しかし、パイプやホースの劣化や車の振動によりエアコンガスが抜けてしまうことがあります。エアコンガスの補充や劣化したパーツの交換が必要です。

ニオイがする

カーエアコンをつけるとなんともいえないニオイがしたりしますが、久しぶりにカーエアコンをつけるとこのような症状が多く見られます。
カーエアコンにはエアコンフィルターがつけられていて、汚れていると不快な臭いの原因です。
フィルターはホコリや排気ガスなどで汚れが蓄積したり、劣化したりする可能性があるため、定期的な掃除やフィルター交換をおすすめします。
フィルター交換の目安は1年または走行距離10,000kmです。

風がでない・異音がする

ファンモーターが故障していると風が出なくなります。ファンモーターはエアコンの風を送り出す装置のことですが、風が出なくなったり、「カラカラ」と異音がしたらファンモーターの故障が疑われます。
ファンモーターが故障すると、基本パーツごとの交換です。

カーエアコンが故障していると暑い中、車を運転することになり、故障を放置しているとさらに悪化する恐れがあります。
故障のサインが出たら、すみやかに修理するようにしてください。

定期的にメンテナンスを

カーエアコンが正常に作動させるためには、こまめな掃除、定期的なメンテナンスが大切です。
特にフィルター交換は法定点検のついでに見てもらうといいでしょう。
また、シーズン前にはカーエアコンが正常に動作チェックを行いたいところです。
事前にチェックしておくことで、不具合にすぐ気づくことができるでしょう。

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