レーザー探知機とは速度取締装置・オービスなどから発されるレーダー波などを受診して、ドライバーに警告してくれる装置のこと。
オービスは安全なクルマ社会にとって必要な物ですが、ドライバーにとっては関わりたくない存在です。
オービスの存在を知らせてくれるレーダー探知機は、車に乗る機会が多い人、仕事で車に乗っている人に人気のアイテムとなっています。
ですが、レーダー探知機には実際、効果があるのでしょうか。
レーダー探知機の効果について
効果としては100%とは言えませんが、効果は確実にあります。多くのレーダー探知機は、レーダー・レーザーによる事前探知とGPSによる取り締まり場所の記録によって、オービスが発見できるようになっています。
そのため、固定式のオービスであれば、ほぼ確実に探知でき、移動式オービスでもある程度発見可能です。
自分の生活圏内の道路から思わぬところで一時停止の取り締まりを行っているなど、新たな発見もあったりします。
レーダー探知機を取り締まりから逃れるための装置?
レーダー探知機の効果から、スピード違反をする人が取り締まりから逃れるための装置と思われるかもしれません。
実は安全意識を高める効果があるのです。
レーダー探知機を装着していると、音声案内で取り締まりをしている場所を教えてくれます。
始めは音声案内の有無で取り締まりがあるか、ないかを聞き分けて、スピードを落とすようになりますが、思った以上に取り締まりが行われているので、いかなる場合も安全運転を心がけるようになるのです。
これは音声案内を聞いてからよりも、常に慎重に運転しているほうが楽だという結論になるためです。
レーダー探知機は取り締まり現場だけではなく、事故多発エリアや速度制限の場所も教えてくれます。
このような安全に関する注意喚起も行うので、メーカーによってはレーダー探知機をセーフティーレーダーと呼ぶ所もあります。
レーダー探知機のデメリット
レーダー探知機の価格は3~4万円と高価で、取り付けもお願いすると工賃もかかります。
人によっては嫌悪感を抱く人もいるので、設置場所に気を遣うでしょう。
また、最新式であってもMSSSという海外製の移動オービスには反応しにくいので、過信は禁物です。
オービスは年式や運用の違いによって複数の種類があります。レーダー探知機を選ぶ際はこの点も考慮しておきましょう。
オービスによってはレーダー探知機では探知できない場合もあるため、自分の行動圏で使用されているオービスを把握しておくことが重要です。