生活に彩りを、趣味を作ろう。

「休日を利用して個展(ギャラリー)を訪れてみたい」という人は意外と多いようです。
とはいえ、実際に作品を前にしたらどのように楽しんだらよいのか分からなくて何となく恥ずかしい思いをした、という人もいます。

では、ギャラリーを訪れる際の心構えや楽しみ方のポイントなどをチェックしておきましょう。

無料でさまざまな芸術作品に触れあえるのがギャラリー巡りの魅力

美術館とギャラリーの大きな違いは「入場料」と「展示されている作品を購入できるか」の2つです。

大抵の美術館は入場の際に入館料を支払う必要があります。
また、特定のテーマに沿って選ばれた作品が展示されており、その大半は国際的に有名な作品であるため、基本的に作品の販売は行われておりません。
作品の周りには立ち入り禁止のエリアが定められていたり、写真撮影が禁止されていたりするケースもあります。

一方、ギャラリーの入場料は基本的に無料で、展示されている作品も間近で見ることができます。
もちろん作品に直接触れることはマナー違反なので注意が必要です。

大半のギャラリーでは、展示されている作品を購入することが可能です。
展示されている作品の入れ替わりが多く、同じギャラリーでもわずかな期間で展示作品のラインナップががらりと変わっている、ということがよくあります。
そのため、公開期間が決まっている美術館よりもさらにバリエーションに富んだ作品を楽しむことができる、というわけです。

下調べをしてから行くとギャラリー巡りがさらに楽しくなるはず

初めてギャラリーを訪れる人は、緊張して作品の楽しみ方が分からない、ということが起こり得ます。
特にギャラリーが大きい時は、どこから見始めたら良いのか分からず悩むこともあるでしょう。

そんなときにおすすめしたいのが「ギャラリーツアー」の活用です。
ツアーにはガイドとしてギャラリーのスタッフが同行し、展示されている各作品の特徴などを分かりやすく解説してくれます。
分からないことがあれば質問することも可能です。

ほとんどのツアーは無料で行われています。
ただし、レストランなどが併設されている大きなギャラリーになると、食事込みの有料ツアーが設定されている事もあるでしょう。

もしツアーが準備されていないギャラリーに行く場合は、ギャラリーの公式サイトを見て展示されている作品や、その作者について下調べをして行きましょう。
そうすることで作風や画風の違い、作者のこだわりなど、事前に学んでいたポイントを実際に見て確認することができます。
こうした少しの準備と努力をすることで、ギャラリー巡りはより楽しくなるはずです。

こんな記事も読まれています