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ミニカーのスケールとその特長

ここ最近人気が高まってきているのが昭和のおもちゃですが、中でもミニカー類については過去に非常に素晴らしい製品が販売されてきたことから、現在でも多くの人がコレクションにしています。
ミニカーを購入するときに注意をしたいのが、それぞれの製品に定められている「スケール」です。

スケールは、「スケール1/64」のように表示をされていることがよく見られ、ミニカー業界においてはほとんどの製品は1/18および1/43で作られています。
またトミカやホットウィールなどの人気モデルについては、1/64で販売されているものも多く見かけるでしょう。

スケールというのは実物に対しての縮尺のことで、スケール1/18ということは実際の自動車の1/18の大きさで作られているということを示しています。

もともとミニカー業界ではスケールというものは定められておらず、自由な大きさで作られていました。
しかし、製品が増えることにより大手メーカーがスケールという概念を導入したことで、それに他のメーカーもならうようになっていったのです。

スケールによりミニカーの魅力は異なり、より大きなものほど実車に近いということが魅力になってきます。
しかし大きければよいというわけではなく、1/64サイズのちょうど手のひらに乗る大きさがコレクションとしては人気です。

日本において最も有名なミニカーのメーカーがトミカですが、1/64スケールに非常に力を入れて作っており、かなり細部にまでこだわって再現をしていることから、そこにコレクターとして魅力を感じている人も多いようです。
ただこのスケールモデルについては2000年代に熾烈な競争が起こり、各メーカーで「スケール至上主義」とも言える精密さを競う動きが見られていました。

しかしその加熱により古いモデルのミニカーの価値が軽んじられる傾向になってしまったことから、現在ではむしろ揺り戻しとして、あえて緻密ではないモデルにこそ魅力があるという方向にトレンドが移行してきています。

おすすめのミニカーメーカー

これからミニカーを趣味にするのであれば、絶対におさえておきたいメーカーがタカラトミーです。
タカラトミーのミニカーの商品名が「トミカ」ですが、このトミカがあまりにも有名になったことから、ミニカーのことをトミカと呼ぶというような逆転現象も起こっています。
トミカの第一号車が発売されたのは1970年のことで、世界的にもミニカー業界をリードする存在となってきました。

日本で人気の高い海外メーカーとしては、アメリカのマテルやイギリスのマッチボックスといったようなものがあります。
どういった方向でミニカーを集めるかにより、好みのメーカーも変わってくるので、ぜひ多くの種類を探してみてください。

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